宮沢りえといえば、アラフィフ女子にとっては高校時代の男子の憧れの的ではなかったでしょうか?
私の友達も、宮沢りえの大ファンでした。
若い男性にお金を貢いでいくことを辞めれないアラサー女子のココロの動きが興味深かったです。
宮沢りえは、男性の憧れの的でしたね。
ヌードになったり、ふんどし写真を撮ったりドラマにも引っ張りだこで、話題の人でした。
オランダ人と日本人のハーフでとってもキレイでした。
大人になって雰囲気が全く変わってしまいましたが、彼女の演技力には感動を覚えます。
私生活でも恋多き女性ですね。
彼女ほど、紙の月の主人公にぴったりの女優はいないと思いました。
紙の月あらすじ
銀行で働き出した女性が若い男性と不倫をし、銀行のお金を着服し年下の恋人にお金を貢ぎまくって、家庭生活から経済面から全てが壊れていき、最後はタイに逃げていくというお話です。
めちゃくちゃ面白かったです。
人間の弱さを浮き彫りにしているココロの動きが最高!!
着服したお金で豪華ホテルに泊まったり、愛人を高級マンションに住まわせたり、高級レストランで贅沢三昧したり、真面目な生活がどんどん崩壊していき、お金の着服量もどんどんエスカレートしていく様があまりにリアルで面白かったです。
若い愛人も贅沢に味をしめ、彼女へのお金の要求もエスカレートしていきます。
それに答えるために、更に彼女のお金の着服がエスカレートしていきます。
とうとう、エリート旦那との関係も微妙に崩れていく様が非常に興味深かったです。
真面目であれば、それだけ逆ベクトルにココロが荒れていく様が人間心理をついているようでした。
結局、貢いだ若い愛人は、他に同年代の彼女と二股かけて付き合っていました。
とんでもない奴です。
貢がれクセがついた腐ったような男でした。
まとめ
内容もさることながら、宮沢りえの演技力って凄い!と思う映画でした。
♥映画は人間心理を学ぶ最高の教科書♥
人間の欲望にはきりがないので、欲望を抑えるのがいかに難しいかということを浮き彫りにしている映画でした。
紙の月の若い男も最初は謙虚でしたが、段々贅沢が身に付いて、もっともっとと、エスカレートしましたからね。