出典:piacinema2.xtwo.jp
今日は、インド映画「LION」ライオン についての記事を書こうと思います。
この映画はブライアン氏の自伝を基に再現された実話です。
実話をモデルにしたインド人の数奇な運命を描いた作品です。
インドで作られる映画はボリウッド映画と呼ばれています。
ハリウッド映画をもじって作られた名前ですが、インド映画全般を指すわけではなく、あくまでインドで制作されたヒンディー語の映画のことを指します。
今回の「LION」はボリウッド映画ではないですよ~
踊って、歌って、あくまで、陽気に楽しくっていうのがボリウッド映画の特徴です。
私は、大学の時インド研究会に所属していたので、インド文化に詳しいのです(笑)
目次
「LION」のざっくりあらすじ
インドの貧しい村に生まれた5歳のサルーはお兄さんとはぐれて、インドの夜行列車にのってしまう。
そして朝目覚めたら、今まで、見たことも聞いたこともない大都市(カルカッタ)に来てしまっていた。
もちろん、自分がどこの駅から列車にのったか、自分の名前もサルーしかわからない。
一夜にして、孤児になってしまう。
その後、様々な大人の醜い世界を知ることになるのだが、縁あって先進国のオーストラリアの優しいご夫婦に引き取られていく。
彼は、真面目に一生懸命勉強し、親孝行の息子に成長したが、もう一人のオーストラリア人夫婦のインド人の養子とは兄弟として育ったが、全く気が会わなかった。
大学生になり、一人暮らしを始めると、自分のルーツが気になり始め、Google Earthを使っての、自分の実母探しに夢中になる。
途方もない時間をかけて、やっと自分が生まれたかもしれない故郷の駅を探し当てる。
そして信じられないのだが、実際にインドを訪問し実母との再会を果たす!
母と子は25年ぶりの再会に泣き崩れるのだ。
母は心労が重なり随分年をとっていたが、まだ、健在でした。
ですが、大好きだった兄は亡くなっていました。
サルーは本当に、数奇な人生を歩んできたが、とても運が良かったと思う。
大好きなお母さんとインドでそのまま迷子になることなく暮らしていたら、貧乏のままの生活を余儀なくされ大学など行ける機会はなかっただろう。
たまたま迷子になって、お金持ちのココロ優しいオーストラリア人夫婦に引き取られたお陰で、彼の運命は大きく変わってしまった。
自分がどこの国、どんな親から生まれたかで人生は大きく変わってくる。
本当にこの映画はいろんなことを私に教えてくれた。
現在のサルーこと、ブライアン氏は、世界中で講演会を開いたり、インドに孤児院を建てたり、恵まれないインドの子供達と、オーストラリアの子供に恵まれなった夫婦の養子縁組を積極的に行っている。
まとめ
こんなに一生の間に様々な経験をする人は、珍しい。
ブライアン氏は、自分の経験を生かして社会貢献に力を入れていて活動されており、素晴らしいと思います。
彼の自伝「LION ライオン25年目のただいま」が映画化されて、彼の活動が広く認知されるようになり彼は、本当に喜んでいる。
とても良い映画を見れて良かったです。
♥映画って本当に一瞬で色んな世界に入り込めるのでホントに面白くてやめれません♥
自宅で映画を満喫しましょう
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